このページでは仕事で使えるビジネス用ウォーキングシューズ、ミズノld40stα(防水)ゴアテックス搭載版とノーマルのld40st2の紹介をさせていただきます。
通勤も快適 ビジネス・ウォーキングシューズ ミズノLD40STα
ビジネスで使えるデザインと、歩行運動(ウォーキング)に必要な機能性をバランスよく融合させたビジネスでも使えるウォーキングシューズです。
仕事で歩き回ることが多いビジネスマンや通勤用のウォーキングシューズとしてもおすすめです。
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ミズノLD40stα(ゴアテックス・防水)とミズノLD40st2
LD40stシリーズはビジネスシーンでの利用を目的として開発されました。
仕事でも使える数少ない本格的な機能の付いたウォーキングシューズです。
デザインは、ビジネススーツに合わせやすいように、癖の無いストレートの紐靴になっています。
ビジネスフォーマルとして使用していただくには問題ないのですが、外羽の4穴なので冠婚葬祭用のフォーマルとしてはおすすめ出来ません。
革底を使用した高級紳士靴のような、お洒落なビジネスシューズのイメージは残念ながらありません。
歩行機能を充実させようとすると、どうしてもお洒落な革靴のデザインからは遠のいてしまいます。
ウォーキングの機能性とスーツに使えるギリギリのデザインを併せた感じです。
通勤・仕事の歩きをサポートする、ウォーキングシューズとしての機能性はとても優れています。
Long Distance(LD)長距離歩行を想定して開発されたLDシリーズのビジネスバージョンですので、通勤や仕事で、歩くビジネスマンの足元を支えるミズノならではのテクノロジーが搭載されています。
また、LD40stαはゴアテックス・ファブリクス(防水)を搭載した晴雨兼用のモデルです。
晴れの日は蒸れにくく、雨の日は水が浸透してこない。
晴雨を問わず、快適な靴内の環境を保持し、歩きをサポートしてくれます。
ミズノLD40stα(防水)ゴアテックスについて
GORE-TEX(ゴアテックス)の特徴である「防水透湿」とは、水を通さずに水蒸気を通過させる機能のことです。
ゴアテックス・ファブリクスは内部に微細な孔(あな)を無数に持つゴアテックス・メンブレンという膜を備えています。
それぞれの孔は、水滴よりはるかに小さい為、水が通ることはできません。
一方、水蒸気が通るには十分な大きさなので、雨などの水は通さず、汗の水蒸気は外に逃がすという、防水・透湿 機能を発揮します。
ゴアテックスを使用してある靴は、このゴアテックス・ファブリクスを、足を包み込むように靴の中に組み込んでいます。
雨の日に使用しても足を濡らすことなく、汗の水蒸気(ムレ)が靴の中に残りにくいため、足はいつでもドライで快適です。
注意点 その1
ゴアテックス・ファブリクスそのものは、一般的な使用において劣化することがほとんどないため、防水耐久性と透湿性は変化しません。ただし、ソールやアッパーなど、靴そのものの劣化やコンディション次第では、その性能が十分に発揮されない場合があります。
注意点 その2
内蔵されているゴアテックス・ファブリクスに穴が開いた場合は、防水耐久性は維持できなくなります。靴に入った小石や砂利など、鋭利なものはゴアテックス・ファブリクスを傷つける可能性があるため、しっかりと振り落として(取り除く)ください。
ゴアテックスの靴は防水スプレーを使う必要はありませんか?
靴の中への浸水を防ぐ事だけで言えば必要ありませんが、ゴアテックスのシート(膜)は靴の内側に靴下状に組み込まれています。
ですので、外側(甲革)の革材は何もしなければ、濡れて水を含みます。
革が水を含むと靴が重くなります。
また、濡れた革は乾かして、お手入れをしないと痛みがひどくなります。
革の保護と汚れを防ぐ為にも防水スプレーを使用して頂いた方が、よろしいかと思います。
雨の日は、防水スプレーと併用すると効果的に撥水・防水・防汚できます。
ビジネスに使えるウォーキングシューズ LD40st2
LD40st2はLD40stαと同型・同じデザインです。(違いはゴアテックスの美錠が無いぐらい)
機能の違いとしてゴアテックス(防水)は使用してありません。
天然皮革なので、雨の中使用すると、靴の内部に浸水する場合があります。
こちらはBLとDBRの2色展開になります。
底材などの機能性はLD40stαと同じです。
ゴアテックスを内蔵していない分だけ靴の重量は少し軽くなります。
価格が2000円お求め易くなります。
ゴアテックスを搭載している防水バージョンはLD40stαです。LD40st2は防水の無いノーマルのバージョンになります。
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ミズノLD40stα・LD40st2 機能
ミズノLD40stα・LD40st2の機能性をまとめています。
ミズノウエーブ
ミズノウエーブ(底材)ld40stα・ld40st2
波型のプレートを衝撃吸収材で挟み込むようにつくられたミズノ独自のテクノロジーです。
ただのスポンジ底と違い、着地をした時のぐらつきを防ぐ構造になっています。
人間のかかとの骨は半球体なので、スポンジ状の吸収材に足をついた場合、左右どちらかに傾きます。
完全に垂直に落とすのはまず、不可能です。
この傾きが重心をずらし、ぐらつきを生みます。
このぐらつきを無意識に修正しょうとして、足首・膝・腰が働くので結果的に負担になってしまいます。
ミズノウエーブは特殊なプレートを使用することで、このグラつきを防ぎ、足首が内側に過度に倒れ込む「オーバープロネーション」を抑制。
クッション性と安定性を両立させた底材を開発していると、靴屋は思います。
スムーズライド
スムーズライド (底材)ld40stα・ld40st2
着地したときにかかと部分にかかる前後方向のぶれを抑制することで得られる、着地から蹴りだしまでのスムーズなライド感<乗り心地>を指し、またそのためのミズノウエーブを含む、ソール全体の設計機能のことを言います。
説明がむずかしいのですが、ぐらつきと言うよりは、「歩行時に発生する体重移動にともなう遠心力の抑制」がイメージとしては適正と靴屋は思います。
履き試した感想としては、歩くときの足運びが自然で、極端に言えば、引っ掛かりが無い。
X10ヒールラバー
X10ヒールラバー (底材)ld40stα・ld40st2
磨耗しやすい踵の部分には、通常のラバーに比べて耐摩耗性が80%向上したラバー「X10」を使用。
シューズの耐久性を高めています。
(馬の蹄鉄・U字型に見えるラバー部分は修理可能です。パーツ交換で4600円+税になります。
期間は50日~60日 ラバーより上まで磨耗した場合は修理出来ない場合もあります。)
ワイドラスト
ワイドラスト(木型)ld40stα・ld40st2
甲周り寸法が標準よりも6mm広い足型を使用したワイドな足入れ。
アーチサポートインソール
アーチサポートインソール ld40stα・ld40st2
この中敷は、人間が本来持っている中足骨から土踏まずにかけての3つの「アーチ」を包み込むようにサポートするように作られています。
長時間の立ち仕事や、歩行はこのアーチに多大な負担をかけるので、これをサポートする事により、足の疲労を軽減することが出来ます。
人間本来の足のバネ三点アーチを崩さないようサポートする事が重要です。
ミズノインタークール
ミズノインタークール ld40st2
底材の通気孔から靴の中の湿気と熱を逃がし、靴の中の湿気と温度を下げるシステム。
「雨のときに水が逆流しないのか?」の質問が多い。
LD40Ⅱ・Ⅲ・Ⅳも同じシステム搭載していたけれど「水が入った」という相談はありませんでしたが、
ゴアテックスのない、ノーマルのモデル(LD40st2)は本革なので、雨の中長時間歩くと通気孔から
入らなくても甲革が水を通すので靴の中は濡れる場合はあります。
LD40stα・LD40st2 サイズ
サイズ感ですが、運動靴のメーカーということもあり、どちらかと言うとスニーカーのサイズに近いようです。
ミズノやアシックスなどのスポーツメーカーのスニーカーをお持ちの方は、同じサイズかワンサイズ下ぐらい。
革靴をお持ちの方は1センチ足したサイズ(革靴25センチ→ミズノ26センチ)が良いと思います。
(あくまで目安となります。個人差があるので断定は出来ません。)
サイズに関しては、ご自身で十分に確認をしてください。
大きすぎる靴・小さすぎる靴、いずれも足には良くないので、通販などで購入される場合はサイズ交換の出来るショップでの購入をおすすめします。
運動靴(スニーカー)の場合は革靴とサイズ表記自体が異なっています。 ミズノなどの運動靴主体のメーカーさんは革靴で言う捨て寸(爪先の余り)を計測に入れてないので、25cmのサイズの人が25cmの運動靴【スニーカー】を履こうとすると、足と靴の長さが全く同じになり、爪先が当たり履けないのです。爪先には1cmから1.5cmの空間が必要です。革靴の場合25cmの足の人が履いて1~1.5cmの空間が出来るものを、25cmと表記するのです。 ですので、革靴の25cmを履いている方はミズノの靴だと26cmぐらいが、目安としては同じ大きさになります。履いて、体重をかけた状態で確認をして、問題なければサイズ数字の違いは気にしなくて大丈夫です。
LD40stα・LD40st2 本革なのでお手入れを・・・
Ld40stαに搭載している「ゴアテックス」とは水蒸気(気体状)になった水の分子は通すけれど液体状の水の分子は通さない不思議な布のことです。
防水機能の名称ではありません。
おもに登山用のウエアとかに使用されています。
注意してほしいのは、靴の内側にゴアテックスシートが靴下状に張ってあるので、外側の革は濡れます・水を含みます。
雨の中、長時間歩くと革が水を含み靴が重くなります。
又、天然皮革なので濡れたまま放置をすると、革がかたくなりカビの原因にもなります。
濡れたまま履くとくずれが酷くなり、靴の寿命を縮めてしまいます。
LD40stα・LD40st2ともに甲材は天然皮革が使用してあります。
天然皮革(牛革)は履くほどに足に馴染みますが、長く履く為にはお手入れが必須です。
クリーナー・靴クリーム・ブラシなどは、革靴を履かれる以上、取り揃えていたほうが良いでしょう。
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靴屋のおすすめ LD40stα・LD40st2
最近は健康志向の高まりから、通勤や仕事中に運動不足を解消する為に歩きを重視する人が増えてきました。
TVでもスーツに合わせるスニーカーとかをよく見かけるようになりましたが、私も古い人間なのでスーツにスニーカーは少し抵抗があります。
見かけるスニーカーも革靴より楽というだけの、運動機能性を考えていないファッション性重視のものが目立ちます。
仕事で使えるデザイン性と運動性能(歩き)の両立を考えている方は、LD40stα・LD40st2をお試しください。
靴屋おすすめのビジネス・ウォーキングシューズです。
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こちらもおすすめ LD40クロス(レザースニーカー)
【LD40 クロス】スタイリッシュなレザースニーカーで、スーツ・デニムとビジネスシーンから綺麗目のカジュアルまで、幅広く使用していただけるロングセラーのモデルです。
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稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございます。
掲載した文章はあくまで、紳士靴の販売に携わってきた一個人の感想と推察になります。
知識不足による憶測も含まれていると思います。
医学的な根拠に基づくものではありませんし、ミズノ製品の機能・性能を保証するものでもありません。
あらかじめご了承下さい。
一参考程度になれば幸いです 当サイトにご来訪いただき、 ありがとうございました。