ウエーブガゼル2・遊べるウォーキングシューズの2代目

遊べるウォーキングシューズとして人気の高いウエーブガゼルの2代目が登場しました。防水性とトレッキングシューズ的な機能性・タウンで使えるデザイン性など汎用性の広いウォーキングシューズです。

はじめに

掲載文は一個人の感想・推察と引用です。

ミズノ製品の機能・性能を保証するものではありません。

あらかじめご了承ください。靴屋

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ウエーブガゼル2

品番:B1GA2002(色番 09ブラック 36カーキ)B1GB2002(03グレー・ウィメンズ)

サイズ:09BL 22.5~28.0㎝ 36KA 25.0~28.0㎝ B1GB200203GY 22.5~25.0㎝

甲材:合成繊維

底材:合成底

ベトナム製

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いろんな場面・なんにでも使える、汎用性の広い「遊べるウォーキングシューズ」として、人気のウエーブガゼルの2代目になります。

機能面では初代とくらべて、新しい機能性は見受けられませんでした。

ウエーブガゼルとの違いはデザインが、タウンシューズよりになったことでしょうか。

初代のウエーブガゼルはアウトドアを意識していたのか、トレッキングシューズよりのデザインでしたが、ウエーブガゼル2はデザインをシンプルにしてあります。

ノーソーイングで使用するプリント接着の素材も同色で自然なアクセントになりました。

つま先部分・踵部分のガード素材もなくなり、アウトドアシューズのイメージが弱くなっています。

初代ウエーブガゼルと同じく、機能性はアウトドアでも十分通用しますが、デザインはより街中での装いに適した外観にかわりました。

ウエーブガゼル2 機能

ウエーブガゼル2の機能をまとめています。

ミズノウエーブ

波型のプレートを衝撃吸収材で挟み込むようにつくられたミズノ独自のテクノロジーです。

波型のプレートを組み込む事で、適度な弾力性(クッション)を確保して衝撃を均等に分散。

波型のプレートが芯となり、横方向からの動き、ブレやズレに強い構造に。

波型のプレートが局部の変形を少なくして、柔らかいけどグラつかない安定性を実現。

GORE‐TEX

GORE-TEX・ゴアテックス」の特徴を簡単に言うと、液体状の「水」の分子は通り抜け出来ないけれど、気体となった「水」の分子は通ることができる微細な「穴」を開けた防水シートだと思ってください。

この「穴」により、雨などの液体は防水シートの内側に通りませんが、足ムレの原因である水蒸気は靴の内側から穴を通って排出されます。

ゴアテックス・メンブレン(膜)は、靴の内部への水の侵入を防ぎながら、靴内部の蒸気を外へ排出して、足ムレを軽減する事ができる特殊なシートです。

ワイドラスト

甲周り寸法が標準よりも6ミリ広い足型(木型)を使用しています。

甲周りの広さ表示なので、4Eなどの幅広表示ではありません。

再帰反射材

かかと部分に埋め込まれた反射素材。(車のライトなどを反射します)

夜間などにウォーキングをする場合、車などから使用者の視認性を高めてくれます。

ウエーブガゼル2の感想

機能の面では新しい発見はありませんでしたが、靴のデザイン・イメージは変わりました。

初代はアウトドアのイメージが強く汎用性が広いとは言っても、「街中でも使える」という程度だったのですが、ウエーブガゼル2はタウンシューズとして街中での装いにもコーディネートしやすくなっています。

基本的に心臓部の底材は同じ底材が使用してあるので、アウトドアやトレッキングでの靴の機能性には問題ありません。

防水性GORE-TEXが搭載されているので、雨の日でも靴の中への浸水は防いでくれます。(通気性は確保されています)

初代と二代目を比べて個人的に気になった事といえば、デザインがタウンシューズよりになったことで、つま先などのガードが外されて、耐久性やガードの面で若干、靴の強度が弱くなったように思います。

靴のスペック自体は高いので、あくまで「細かい事を言えば」です。

(ウエーブガゼル2の耐久性などに問題はありません。)

もう一つ、耐久性・安定性があっても、柔らかい履き心地というウエーブガゼルの基本はそのままですが、底材の素材か配合が少し変更されているかもしれません。

初代と2代目の底材を比べた時に【ガゼル2】の底材の方が柔らかく感じました。

「グリップ性」を高めるために、粘りのある柔らかい素材に変更した可能性もあるかもしれません。

街中ではアウトドアに比べ、路面の凹凸は少ないのですが、滑りやすい平面でのグリップ力が必要となる場合が多くなります。

このような場合、本格的なトレッキングシューズなどの硬い凸凹とした底材は磨いた石材の通路・タイルの路面などがぬれていた場合や、階段のヘリに埋め込んである金属などに、悪い角度で接地すると一気に滑る場合があります。

街中では、底材の溝(意匠)より素材の粘りが必要な場合もあるのです。

(使用素材に関しては未確認なので、あくまでも個人的な勘です。間違っていたらすみません。)

サイズはウエーブガゼルとウエーブガゼル2では、ほぼ同じです。少し足入れが良くなったようにも感じましたが、靴紐を緩めて履く「基本的な履き方」をした場合は足入れの良し悪しの違いがよくわかりません。

はじめて、ウエーブガゼルの購入をお考えの方は、ショップで実際に足を入れて試すのがBestです。

ネットで購入をお考えの方は、スポーツシューズやスニーカーのサイズ表示が一番近いようです。

ミズノやアシックスなどのスポーツメーカーのスニーカーを履いている方は、それを参考にしたほうが良いと思います。

革靴のサイズを基準にすると、一般的な革靴の表示より1cm~1.5cm UPする場合が多いようです。

例)自己申告 革靴で「25cm」→ウエーブガゼルだと「26.5cm」

運動系のスニーカーをお持ちの方は同サイズで良いと思いますが、履き試しをした限りでは長さが少し短く感じました。

よく爪が当たると自覚されている方は、半サイズ上げたほうが無難かもしれません。

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靴屋の古靴
靴屋の古靴

稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございます。

掲載した文章はあくまで、紳士靴の販売に携わってきた一個人の感想と推察になります。

知識不足による憶測も含まれていると思います。

医学的な根拠に基づくものではありませんし、ミズノ製品の機能・性能を保証するものでもありません。

あらかじめご了承下さい。一参考程度になれば幸いです。

御来訪 ありがとうございました。 靴屋