スニーカーのようなウォーキングシューズ。幅広設計・ゆったり履ける4E相当

このページではミズノウォーキングシューズ LDアラウンドM・LDアラウンドM GTXのご紹介をさせていただきます。

見た目はスニーカーや運動靴のようにみえますが、長距離( Long Distance )ウォーキングの機能性を内蔵した「ウォーキングシューズ」です。

おことわり

個人のブログです。掲載文は一個人の感想・推察と引用です。

ミズノ製品の機能・性能を保証するものではありません。

あらかじめご了承ください。靴屋

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LD AROUND M (LDアラウンドM)

今回、紹介するのは上位機種LDシリーズの中でも「お手頃価格」のLD AROUND M(アラウンドM)です。

デザインはカジュアルでスニーカーライクなウォーキングシューズです。

旅行や行楽にお出かけの際の「歩き」をサポートし、長距離も楽に履けるウォーキングシューズです。

価格はお手頃ですが、LD(Long Distance・長距離)シリーズの中の1点なので、「ウォーキング」や「長距離歩行」にも十分耐えうる「機能性」を持っています。

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LDアラウンドM デザインとイメージ

ウエーブリムDT3やウエーブリムモノ(婦人のみ)・LD CA 3のカジュアルテイストのデザインに対して、LD AROUND Mはカジュアルですがスニーカーライクなデザイン。

甲材には「シュリンク風」の型押しがしてある人工皮革と「ヌバック調」の加工がしてある人工皮革、通気のよい「メッシュ材」の大きく3つのパーツで構成されています。

革の素材感を多様化して配置することで、スニーカーライクなスタイルにありがちの「運動靴に見える」を払拭しているように思います。

色も前作[B1GC1625]に比べると、濃い目の色使いが多く、底材・パーツ・靴紐・縫い糸などで「白色」の使用がなくなり、「スポーティー」(運動靴)なイメージから、より「カジュアル」なイメージへと変更されている。

実際「白」のパーツか無くなった2017年秋冬[B1GC1725]のモデルからは「運動靴」のイメージが無くなったので、接客時に服装や使用するシーンでの、おすすめの幅が広がりました。

LDアラウンドM ゆったり履ける4E相当

幅広の方でもゆったり履ける4E相当の設計。

靴の見た目は他のLDシリーズと並べて見比べると小さく見える。

「使用した木型が小さいのでは?」と当初は疑ったのですが、履き試しをしてみると本当に幅広でした。

メッシュ材の伸びもあると思いますが、幅・甲周りのゆとりがあるので、とても楽に履ける。

LDアラウンドM スニーカーライクなシューズ

スニーカースタイルにすることで、底材の厚みと同様に「接地面」を大きく取る事ができるので「安定性」が向上している。

(ウエーブリムDTはスマートに見えるスタイルにもウエイトを置いているようです。ですので、底材もスマートな形状になっています。その分、地面に接する底材の接地面積が小さい)

LDシリーズならではの、ミズノウエーブを含む理想的なクッション性も装備してあるので長距離歩行でも快適な履き心地。

普段使いだけでなく、健康作りのための朝夕の「ウォーキング」にも使用できる「機能性」があります。

 LDアラウンド

LDアラウンドは、LDアラウンドMの前身と呼べる製品ですが、底材の形状などスペックが異なります。

LD AROUND の底材はLD40Ⅲ・LD40Boaと同じ底材が使用してあるので、40キロ歩行を目標としたLD40に近いスペックが見込まれます。

LD AROUNDLD AROUND Mと比べて「スポーティー」なイメージが強いので活動的なシーンでの使用や運動目的が強い場合におすすめしやすい一品です。

LD AROUNDはヒールパーツ【X10】の交換が可能です。

LD AROUND Mはヒールパーツが交換できないので注意してください。

LD AROUNDLD AROUND Mと違い4E相当ではありません

通常の木型になるのでサイズの確認をしてください。

発売はLD AROUNDが先なので、買い替えをお考えの方はLD AROUND Mにするとサイズ感が変わると思います。

同じLD アラウンドなのですが造りは別物なので注意してください。

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「アラウンドM」も「アラウンド」も甲材は通気のよい「メッシュ材」を使用してあります。

通気性はかなりよいのですが「防水」の装備・加工がされていないので、防水スプレーなどで対応して下さい。

大雨・どしゃぶりの場合は靴に浸水する場合があると思います。

LDアラウンド・LDアラウンドM 各種機能

内甲ファスナー付き

一度、紐のしばりを調整しておけばファスナーの上げ下げで着脱できる。

飛行機内でのむくみ等、足をリラックスさせたい時はファスナーを下げるだけで楽になります。

ロック機能つき ファスナーの頭は上げた後、必ず倒しましょう。パタンと倒せばロックがかかりファスナーが開きません。

再帰反射板

再帰反射板搭載 かかと部分に埋め込まれた反射鏡。

夜間にウォーキングをするときの視認性を高めています。

ミズノウエーブ

「クッション性」と「安定性」を同時に両立させたシステム「ミズノウエーブ」を搭載。

ひざ・腰にやさしい履き心地になっています。

簡単に言うと

硬いもの」(歩行時の安定性のために必要・着地をした時に足をグラつかせない土台)と、「柔らかいもの」(歩行時のクッション性のために必要・着地をした時の衝撃吸収

本来は相反する二つの機能を高いレベルで両立させたのが、波型プレートを組み込んだ「ミズノウエーブ」です。

弾力性のある波型形状なので着地時の衝撃を均等に分散し、足首の過度な倒れ込み(オーバープロネーション)を抑制。

優れた安定性により、一歩一歩しっかりとしたフォームで歩く事ができます。

歩行運動を考慮していない軽いだけの靴は底材にスポンジ状の材質が使用してあります。

このような靴で「ウォーキング」をするとスポンジの上を何千歩と歩く事になるので、一歩一歩の小さな負担(足のグラつき・倒れ込み)が結果的にひざ・腰の負担として蓄積されます。

健康のための「ウォーキング」を考えている方はミズノに限らず、歩行サポート機能のしっかりとしたシューズをお選びください。

「軽さ」や「柔らかさ」だけを強調した「安価」な靴は注意してください。

インタークール

ミズノインタークール

底材の通気孔から靴の中の湿気と熱を逃がし、靴の中の湿気と温度を下げるシステム

「雨のときに水が逆流しないのか?」の質問が多い。

LD40も同じシステム搭載していたけれど「水が入った」の声はなかった。

LD AROUND / AROUND Mは甲材が通気のよいメッシュ材なので、通気性は良いのですが、雨の中使用すると甲からの浸水があるとおもわれます。(防水機能・防水加工はしてありません。)

【X10】ヒールラバー

底材のかかと部分、U字・蹄鉄に見えるゴム材通常のラバーに比べ耐摩耗性が80%UPしている。

何と比べてUPなのか疑問は残るが、EVA(最近の軽い靴・スニーカーに使用している底材)に比べると断然強い!

LD AROUND はX10ヒールパーツの交換が可能ですが、LD AROUND Mは同じX10でも交換が出来ません。

LD アラウンド M GTX(ゴアテックス・防水)

長距離歩行機能で、お手ごろ価格のLDアラウンドMに、ゴアテックスを使用した防水バージョンが登場しました。

通気性を確保しながら浸水を防ぐ、特殊な膜(ゴアテックス)を靴の内側に、靴下状に装着してあります。

天候の悪い中の長距離歩行でも通気性を損なわず、水の浸入を防いでくれるので、靴の中は快適です。

(完全防水ではありません)

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LDアラウンドMは、メンズ・ウィメンズとサイズの表記が区別されて販売されていましたが、LDアラウンドM GTXは サイズレンジが男女兼用(ユニセックス)になっています。

LDアラウンドMをご愛用されている方で、LDアラウンドM GTXの購入を、お考えの場合はサイズを確認して下さい。

価格は13800円+税になっています。

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靴屋の古靴
靴屋の古靴

稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございます。

掲載した文章はあくまで、紳士靴の販売に携わってきた一個人の感想と推察になります。

知識不足による憶測も含まれていると思います。医学的な根拠に基づくものではありませんし、ミズノ製品の機能・性能を保証するものでもありません。

あらかじめご了承下さい。

一参考程度になれば幸いです。

御来訪 ありがとうございました。