作りは「タフ」・履き心地は「軽くてしなやか」。
いろいろ使える アウトドア・ウォーキングシューズ ウエーブガゼルのおすすめです。
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ミズノ ウエーブガゼル
今回は2017年秋冬に発売された「ミズノウエーブガゼル」のご紹介をさせていただきます。
遊べるウォーキングシューズとして機能だけではなく軽さ・運動性に配慮してあります。
靴のスタイルもスニーカーをイメージして街中でも違和感の無いデザインに仕上がっています。
「アウトドア」・「街中」・「ウォーキング」と何にでも使える汎用性の広いウォーキングシューズです。
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ミズノ ウエーブガゼル
ミズノウエーブガゼル 靴屋おすすめのポイントとしては、「汎用性」のひろさと、いろいろな使用環境に対応できる使い勝手のよい「機能性」です。
メッシュ材を用いたスニーカースタイルなので、普段の服装には合わせやすいデザインになっています。
デザインに関しては「無難」と言えばそれまでですが・・・
あまり癖の無いデザインと、多彩な機能性がウエーブガゼルの汎用性を広げていると靴屋は思います。
柔らかい履き心地
見た目は、アウトドアシューズの様な剛性を感じる方もいるかもしれませんが、「ノーソーイング」を利用した甲材部分は縫い目などの凹凸が少なく、柔らかい。
足へのあたりが柔らかく、負担の少ないつくりになっています。
底材のクッション性もアウトドアシューズのようなゴツゴツ感はなく、スニーカーのような柔らかい履き心地です。
靴の重量も見た目から受ける印象と違い、どちらかと言えば「軽量」の部類に入ると思います。
多彩なウォーキング機能
ウエーブガゼルの底材にもミズノのテクノロジーは詰まっています。
足のブレが少ない理想的な衝撃吸収を実現した「ミズノウエーブ」
アウトドアシューズの様な厚底なのにスムーズに歩ける「スムーズライド」
安全性を考えた滑りにくい「クロス意匠」(底材の模様)と、耐磨耗性を備えたラバーソール。
歩く為の機能と、柔らかな履き心地、一定の強度を兼ね備えています。
防水(ゴアテックス)
ウエーブガゼルは15000円+税という価格で、ミズノのウォーキング・テクノロジーを搭載し、さらに「防水透湿」の機能がある「ゴアテックス」を組み込み、防水対策も万全です。
ゴアテックスは水の浸入を防ぐだけでなく、靴内部の蒸れた空気を排出することが出来る特殊な膜です。
ウエーブガゼルの甲材はメッシュ材になっています。
ゴアテックスの効果とあわせて、靴の「ムレ」を排出して快適な靴内環境を、維持出来る様に工夫されています。
ウエーブガゼル機能
ウエーブガゼル搭載の機能を紹介します。
ミズノウエーブ
波型のプレートを衝撃吸収材で挟み込むようにつくられたミズノ独自のテクノロジーです。
ただのスポンジ底と違い、着地をした時のぐらつきを防ぐ構造になっています。
歩行時は体重の1.5倍もの力が足にかかると言われています。
歩行時の衝撃を和らげる「クッション性」と足のぐらつきを抑える「安定性」という本来相対する機能を両立させたのが、波型のプレート「ミズノウエーブ」です。
ウエーブガゼルは外見上ではミズノウエーブが視認しづらいのですが、ちゃんと踵部分に搭載されています。
スムーズライド
着地したときにかかと部分にかかる前後方向のぶれを抑制することで得られる、着地から蹴りだしまでのスムーズなライド感<乗り心地>を指し、またそのためのミズノウエーブを含む、ソール全体の設計機能のことを言います。
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ゴアテックス・ファブリクス(防水)
GORE-TEX(ゴアテックス)の特徴である「防水透湿」とは、水を通さずに水蒸気を通過させる機能のことです。
ゴアテックス・ファブリクスは内部に微細な孔(あな)を無数に持つゴアテックス・メンブレンという膜を備えています。
それぞれの孔は、水滴よりはるかに小さい為、水が通ることはできません。
一方、水蒸気が通るには十分な大きさなので、雨などの水は通さず、汗の水蒸気は外に逃がすという、防水・透湿 機能を発揮します。
ゴアテックスを使用してある靴は、このゴアテックス・ファブリクスを、足を包み込むように靴の中に組み込んでいます。
雨の日に使用しても足を濡らすことなく、汗の水蒸気(ムレ)が靴の中に残りにくいため、足はいつでもドライで快適です。
底材・再帰反射
クロス意匠仕様
前後・左右方向のグリップが利くように意匠が掘り込まれています安全性は問題ないようですが、今回X10の「ヒールパーツ」は使用されていないので、修理は出来ません。
アウトドアでも使用が出来るように、厚めのラバーソールが使用されています。
再帰反射
かかと部分に埋め込まれた反射鏡。
夜間にウォーキングをするときの視認性を高めています。
ウエーブガゼル サイズ
あくまで目安です。サイズの確認はご自身で違和感の無いサイズを合わせてください
サイズ表記は UNISEX(男女兼用サイズ)になっています。
私が試した感じでは、LD40シリーズを使用されている方は、半サイズ上が良いかと思います。
ユニセックス(男女兼用)のサイズになっているので、通常のLDシリーズとサイズの表示が若干、異なります。
スポーツシューズやスニーカーの表示が一番近いようなので、ミズノやアシックスなどのスポーツメーカーのスニーカーを履いている方は、それを参考にしたほうが良いと思います。
革靴のサイズを基準にすると、一般的な革靴の表示より1cm~1.5cm UPする場合が多い。
申告25cm(革靴)→ガゼル(26.5cm))
注:あくまで目安です。 足型には個人差が有るので必ず確認してください。
靴屋の感想 ウエーブガゼルとアドベンチャーGT
履きくらべをして、感じるのは靴の硬さと軽さの相違。
ウエーブアドベンチャーGTは「アウトドア・トレッキングシューズ」よりの作りなので、硬めで耐久性のある箱のイメージ。
ウエーブガゼルは「運動靴・スニーカー」よりの作りなので、クッション性がよく、柔らかい。
中敷の作りにもそれは見て取れます。
全体的なクッション性と柔らかさを出す為の均等に配置されたドットのある「ガゼル」に対して、アーチのサポートを重視した構造の「アドベンチャーGT」
中足骨のサポートがあるのは「アドベンチャーGT」
人間の足の骨格を意識し、作りこんでいるのは「アドベンチャーGT」の方だと思いますが、若干の「硬さ」と中敷の盛り上がりに伴う「違和感」を最初に感じると思います。
(慣れれば大丈夫ですけど・・・)
「ガゼル」は最初からそれらが無いので、柔らかく履ける。
辛口で言わせて頂ければ、「サポート機能」を薄くして、「クッション性」を上げた状態です。
個人的な「好み」の相違になりますが、アウトドア・トレッキングシーンでの使用重視の方は「アドベンチャーGT」のほうがおすすめです。
街中・普段履き・ハイキングの様な軽快なイメージで使用する方は断然「ウエーブガゼル」がよろしいかと思います。
個人的な評価にはなりますが、総合的には「遊べるウォーキングシューズ」のキャッチコピー通り汎用性の広さは「ウエーブガゼル」が上かなと靴屋は思います。
唯、これは一般的に使用するシーンの頻度が「普段履き」の場合が多いからで、靴の作りとしては、「ウエーブアドベンチャーGT」の方がしっかりしていると思います。
コンセプトの違いなのでなんとも言えませんが、ノーソーイングで、パーツの縫い合わせも少なく、私の様な古い人間から見れば手抜きの様にも感じる部分もありますが、よくよく観察・考察してみると、この耐久性と機能を持たせて、「柔らかい」という事はある意味すごい。
「なんにでも履ける靴は無い」が靴屋の持論ですが、カジュアルシーンに限って言えば、「ウエーブガゼル」は機能面も含め、ウォーキング・トレッキング・ハイキング・タウンウォークと何にでも使えそうな靴です。
是非、一度お試しください。
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稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございます。
掲載した文章はあくまで、紳士靴の販売に携わってきた一個人の感想と推察になります。
知識不足による憶測も含まれていると思います。
医学的な根拠に基づくものではありませんし、ミズノ製品の機能・性能を保証するものでもありません。
あらかじめご了承下さい。
製品購入時の一参考程度になれば幸いです。
当サイトに 御来訪いただきありがとうございました。