通気性抜群で防水のウォーキングシューズ!GORE-TEX SURROUND搭載。ウエーブ アドベンチャーBR

このページではミズノウォーキングシューズ ウエーブアドベンチャーBR(B1GA1509)のご紹介をさせていただきます。

アウトドアで使える機能性とスタイルを持ち合わせたウォーキングシューズです。

ゴアテックス・サラウンドを搭載しているので、通気性と防水性も兼ね備えています。

おことわり

個人のブログです。掲載文は一販売員(個人)の感想・推察と引用です。

ミズノ製品の機能・性能を保証するものではありません。

あらかじめご了承ください。靴屋

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ウエーブ アドベンチャーBR  特徴

ウエーブ アドベンチャーBRの特徴を一言でいうと「とても通気性の良いアウトドア・ウォーキングシューズ」です。

靴の上の部分(甲材・インナー)は、通気の良いメッシュ材と透湿防水性のある「ゴアテックス」という防水フィルムが使用してあります。

この組合せにより「通気性」を確保しながら、水の浸入を防ぐ「防水性」を兼ね備えています。

靴の下の部分(底材・クッション材)は、登山靴などの底材製作で世界的に有名なビブラム社の「ビブラムソール」を使用。

さらに、底材に「安定性」と「クッション性」を両立させた「ミズノウエーブ」を組み込み、「不整地」(山道など)でも歩きやすい様に工夫が施されています。

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ウエーブ アドベンチャーBR ゴアテックス・サラウンド

機能性の表示で混乱するのが、「ゴアテックスファブリクス」と「ゴアテックスサラウンド」の違いです。

「ゴアテックス・ファブリクス」

GORE-TEX(ゴアテックス)の特徴である「防水透湿」とは、水を通さずに水蒸気を通過させる機能のことです。

ゴアテックス・ファブリクスは内部に微細な孔(あな)を無数に持つゴアテックス・メンブレンという膜を備えています。

それぞれの孔は、水滴よりはるかに小さい為、水が通ることはできません。

一方、水蒸気が通るには十分な大きさなので、雨などの水は通さず、汗の水蒸気は外に逃がすという、防水・透湿 機能を発揮します。

一般的な2層構造のシートで、底材を接着してある靴の場合は「足底部」からの通気性は、ほぼありません。

「ミズノウエーブガゼル」・「アドベンチャーGT」・「OD100GTX7」・「LD40Ⅳα(防水モデル)」等に使用してあります。

「ゴアテックス・サラウンド」

ゴアテックス・サラウンドとは「ゴアテックス」の品質の違いというよりは、靴を製造するときに組み込む方法の違いです。

「ゴアテックス・サラウンド」を搭載したアウトドア用の靴には、ソールの耐久性を残す為、靴のサイドに開口部を設置し足底部から抜け出た湿気はソールとの間に内蔵されたスペーサーと呼ばれる通路を抜けて開口部から放出されます。

ゴアテックス・ファブリクスの構造には、この底面から抜けるシステムが組み込まれていません。

ウエーブアドベンチャーBRはこの「ゴアテックス・サラウンド」を使用してあります。

靴の甲部分はもちろん、底(足底部)の通気性も確保してあるので、より快適な靴内部の環境を確保してくれます。

私個人の理解の範囲内で言うと、ゴアテックスの[テクノロジー名]の違いは「防水膜・メンブレン」に何を組み合わせるか、何層にするかで「ゴアテックス・○○○○」となるようです。

サラウンド自体、「ファブリクス」より快適な素材を組み込んでいるのかもしれませんが、やはり足底部からの「通気性」の違いが大きいと思います。

「通気性重視」「蒸れにくい靴」をお探しの方、靴のデザイン・カテゴリーがお好みにあえばおすすめです。

ゴアテックスは靴の外殻を保護する防水機能ではありません。

靴内部に組み込まれた防水シートの様なものなので、靴の外殻を保護したい場合は防水スプレーなど他の手法が必要になります。

ウエーブ アドベンチャーBR  ビブラムソール

ご存知のかたも多いと思いますが、世界的に有名な靴の底材(ゴム底)のメーカーです。

登山靴の底材が特に有名なメーカーですので、ウエーブアドベンチャーBRなどの「アウトドア」を意識した靴には最良の底材かと個人的には思います。

底材の意匠(滑り止めの模様)と、ビブラムソールのグリップ力で、山道など「アウトドア」での活躍が期待できる靴です。

注意点として、「街中」などで磨いた石材が敷いてある通路や、タイルが「濡れている」場合は「滑る」ことがあります。

濡れたタイルなどはどの様な靴でも滑るのですが、アウトドア用のソールの場合、模様の掘り込みが深い事と、ゴム材の材質が硬いので、フラットで溝の浅い靴に比べ「掘り込みの角」などの「点」で滑る場合があります。

フラットな靴が「底面」(面)で滑る場合「体制」・「バランス」を持ち直しやすいのですが、「点」で滑ると一気に体制のバランスを崩してしまいます。

又、いかにも滑りにくそうな底材なので、「この靴は滑らない」という「先入観」が滑ったときの反応を遅らせる場合もあります。

磨いた石材・タイルが濡れている所は、どの様な靴も滑る可能性が大きいので、雨の日などは注意してください。

ウエーブ アドベンチャーBR 機能

ウエーブアドベンチャーBRの機能をまとめています。

ウエーブアドベンチャーBR  ミズノウエーブ

クッション性

従来のソールでは重荷がかかった場所に力が集中して、衝撃を受けることがありました。

ミズノウエーブは弾力性のある波形形状で衝撃を均等に分散。

一歩一歩、歩くたびに足やヒザ、腰への負担を軽減します。

安定性

波状プレートのため局所的に大きく変形せず、優れた安定性を発揮します。

足首が内側に過度に倒れ込む「オーバープロネーション」を防止。

一歩一歩、左右の足のグラつきをおさえられます。

アドベンチャーBRはアウトドア志向の強いモデルなので、足入れをした段階ではアドベンチャーGTと同じく、「剛性」と「ホールド感」を強く感じます。

靴としては「硬い部類かな?」と思いましたが、歩いてみると「登山靴」など底材のゴツイ靴にありがちな「突き上げ」がなく、「かかとのクッション性」が良いのがわかります。

ウエーブアドベンチャーBR スムーズライド

着地したときに、かかと部分にかかる前後方向のぶれを抑制することで得られる、着地から蹴りだしまでのスムーズなライド感<乗り心地>を指し、またそのためのミズノウエーブを含む、ソール全体の設計機能のことを言います。 

前後方向のブレが少ない着地

推進力を妨げることなく、よりスムーズな足運びへと移ることが可能に。

スムーズな体重移動

着地した力をそのまま前へ伝えるソール設計で、体重移動をスムーズに。

強い蹴り出し

前足部にグリップのある素材を使う事で、地面をしっかりと蹴りだせる。

「履き試し」をして私が一番感じたのは、「足運びが自然で引っ掛かりがない」事です。

アドベンチャーGT・アドベンチャーBR・ウエーブガゼルなどの「アウトドア志向」の底材は、ゴムの厚さや硬さなどから、いつもと違う感覚になります。

どうしても、履き始めに「引っ掛かり」が出やすいのですが、ほとんどそれが無く「足運びがスムーズ」に感じます。

(履き心地はサイズ・木型の適応を含め個人差があります。すべての方が履きやすく感じる訳ではありません。)

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個人的にはウエーブガゼルが一番驚かされました。

「この底材で、運動靴と同じ感覚!」

変な硬さや反発材などの付け足しが無いので、違和感が少なく確かに歩行が「スムーズ」に感じました。

「歩き方」や「足型」には個人差があるので万人にあうとは言えませんが、色々な靴を履き試す事の多い靴屋の店員の守備範囲のなかではとても優れた機能性の靴だとおもいます。

ウエーブ アドベンチャーBR 靴屋の感想

基本的には「ウエーブアドベンチャーGT」や「アドベンチャーMD」と同じく、おすすめは出来ませんが、山道(軽登山)でも使えるぐらいのスペックを内蔵した「アウトドアウォーキングシューズ」に分類できると思います。

一番の違いは「ゴアテックス・サラウンド」を搭載した通気性。

夏場の「ハイキング」や「アウトドア」で機能的で快適な履き心地の靴としての活躍が期待できます。

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靴屋の古靴
靴屋の古靴

稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございます。

掲載した文章はあくまで、紳士靴の販売に携わってきた一個人の感想と推察になります。

知識不足による憶測も含まれていると思います。

医学的な根拠に基づくものではありませんし、ミズノ製品の機能・性能を保証するものでもありません。

あらかじめご了承下さい。

一参考程度になれば幸いです。

御来訪 ありがとうございました。