防水も装備した機能性の良いタウンスニーカー・ミズノ スカイサーフ

今回は2020年2月に発売された ミズノ スカイサーフについての感想を書こうと思います。

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掲載文は一個人の感想・推察と引用です。

ミズノ製品の機能・性能を保証するものではありません。

あらかじめご了承ください。靴屋

このページには広告・プロモーションが含まれます。

ミズノ スカイサーフ

品番:B1GE2043(色番 09ブラック.14ネイビー.67パープル)

サイズ:色番(09.22.5~27.5㎝)(14.25.0~27.5)(67.22.5~24.5)

甲材:合成繊維・人口皮革

底材:合成底

ベトナム製

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「スカイサーフ」一言でいうと、晴雨兼用の機能性スニーカーです。

個人的な感想として「ウォーキングシューズ」としては、LDシリーズと比べると、若干、機能性が劣ると思うので「全天候型の機能性タウンスニーカー」として、おすすめします。

ウォーキング目的のスニーカータイプであれば、LDアラウンドM GTXがおすすめです。

防水機能(ゴアテックス)以外のスカイサーフ特徴を探してみました。

正直、これといった目新しい機能は無いようです。

ウォーキングシューズの心臓部である底材も、ミズノの製品に詳しい方ならすぐにわかると思いますが、Txウォークと同じ底材が使用してあります。

スカイサーフとTxウォーク

靴屋も初めてみたときは「Txウォークのモデルチェンジかな?」と思いました。

個人的に気になったので、早速Txウォークとスカイサーフを履き比べてみました。

履き心地はTxウォークの方が軽く優しい履きごごちですが、スカイサーフと比べると「頼りない」感じがします。

スカイサーフは履き慣れたスニーカーのように、足をしっかりと包んでくれている感じがします。

これは靴の中に内蔵されている「ゴアテックス・メンブレン」の影響もありますが、全体の構造としてはスニーカーvsマリンシューズという感じです。

底材が同じでも靴の全体構造が異なります。

Txウォークは簡単に履いて出かけるタウンシューズ。

スカイサーフは防水の付いた機能性の良いスニーカーといった感じです。

「Txウォークのリモデル」と思ったのは少し安易でした。

が、履き比べをすると底材のクッション性や木型などは共通する部分が多くTxウォークの後継版の可能性も捨てきれません。

個人的に言わせていただければ、Txウォークはサンダル代わりにはけるという感じのラフな靴です。

底材はウォーキングの機能を有していますが、防水性や足の保護という面ではかなり弱かったように思います。

ラフに履く目的で購入される方には良い靴なのですが、歩くことを考えた場合は同じようにラフなイメージでも機能性や足の保護が充実しているスカイサーフが良いかもしれません。

ただし、靴の重量はスカイサーフの方が少し重いので、その点は注意して下さい。

ワイズ表示はスカイサーフの方が広い。

ワイズの表示はTxウォークは3E・スカイサーフは4Eとなっています。

履き比べをした感想だと、幅の広さはあまり変わらないというか、Txウォークは表示の意味が無いよう思います。

甲部分の布材が優しく伸縮性が高いので、足幅の広い方でも、足幅を締め付けたり、横幅が当たる感覚が少ないのです。

(足幅の広い方が足入れの際に入りにくいのは、Txウォークだと思います。特に、ストレッチ素材の伸縮幅以上の足幅だと、足が入らない可能性もあります。)

スカイサーフの甲部布材は通常の厚みで、ゴアテックス・メンブレンも組み込まれているので、Txウォークほどの伸縮性はありません。

その代わり、ワイズは4Eの設定なので、履いた感じでは靴幅はきつくはありません。

また、スーパーワイドラストの木型なので、足入れは良いです。

スカイサーフ機能

ミズノウエーブ

外観からは確認しにくいのですが、Txウォークと同じ踵が収まるタイプのウエーブプレートが底材に内蔵されてします。

底材クッションのデメリット「不安定性」を、特殊なプレート「ミズノウエーブ」がクッション性を損なうことなく、着地・歩行時の足のブレを軽減し「安定性」を維持します。

GORE-TEX

ミズノ・スカイサーフは「通気性」を確保しながら「水の浸入」を防ぐ特殊素材「ゴアテックス」を内蔵しています。

通気性を確保しながら、防水機能もある晴雨兼用の機能性スニーカーorタウンシューズです。

X10

通常のラバーに比べ耐摩耗性が80%UPしている特殊なラバーを底材の踵部分など、削れやすい部分に使用。

シューズの耐久性を高めています。

スーパーワイドラスト

甲周り寸法が、標準よりも12ミリ広い足型を使用した、ワイドな足入れ。

お手入れ

基本的にはホコリ払いのブラシと防水スプレーです。

ノーソーイング製法なので甲材部分の縫い目などの段差が少ないのでブラシはかけやすいと思います。

(ブラシは馬毛ブラシなどの、柔らかい毛質のブラシを使用してください。)

防水スプレーは防水目的というよりも、撥水効果による甲材表面の汚れ防止・保護と思ってください。

ゴアテックスが内蔵されているので、防水スプレーを使用しなくても靴の中への浸水はほぼ無いと思われます。

スカイサーフの感想

個人的な感想としては、「機能性の良いスニーカー」といったところ。

防水性歩行時の安定性クッション性は通常のスニーカーよりも良いと思いますが、ウォーキングシューズとしての機能性は、LDシリーズと比べると少し寂しく、スペックも低いようです。

Town Walk(街歩き)や普段使いのシューズとしては、防水性もしっかりしているし、歩行時の安定性がとても良いのでおすすめのシューズです。

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ミズノ ワンフィッター

ベルトでワンタッチ着脱。

柔らかく足を包むマルチな一足。

B1GE2000(色番03グレー 09ブラック)

サイズ:22.5~27.5㎝

甲材:合成繊維・人工皮革

カンボジア製

脱ぎ履きの簡単なベルトタイプの軽量スニーカーです。

ミズノウエーブなどのウォーキングの機能性は搭載されて無いようなので、個人的にはウォーキングシューズというより、コンフォートシューズ(履き心地の良い靴)としておすすめします。

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稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございます。

掲載した文章はあくまで、紳士靴の販売に携わってきた一個人の感想と推察になります。

知識不足による憶測も含まれていると思います。

医学的な根拠に基づくものではありませんし、ミズノ製品の機能・性能を保証するものでもありません。

あらかじめご了承下さい。

一参考程度になれば幸いです。

御来訪 ありがとうございました。 靴屋

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